無題

精神疾患の女がつれづれなるままに。

勤労感謝の日

今日2019年11月23日は、勤労感謝の日だそうです。土曜日なので祝日だということを忘れていました。

 

今日は、有名インテリアショップのACTUSが主催するクリスマスリース作りのワークショップに参加してきました。下のような木材の芯にスギとヒバの葉を好きなように差し込んでいきます。

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土台ができれば、用意されていた素材を使って飾り付けをし、完成です。フォトブースまで設けていただき、お洒落な写真を撮ることができました。

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元々手を動かすことは好きで、小さい頃からビーズアクセサリーや編み物、刺繍やマスコットなどの縫い物をしていました。最近はそういったものはできていませんが、ワークショップがあれば参加していて、多肉植物や食虫植物の寄せ植え体験などもしましたよ!

 

こういったワークショップは、初心者が ”ある程度の方向性が決められている中で個性を出す” ことができるので、作業に没頭することができてストレス発散になりますし、かつ満足度の高い作品を作ることができます。自分一人で作る場合は、プロによる一流のアドバイスを受けることができないので、何が正しいのか?(こういうものは正解がない一面もありますが、ある程度の「型」は必要だと考えています。)わからないまま不安になり、完成時の満足感が十分ではない時もあります。しかし、プロの方に実際に見てアドバイスをいただいたり、褒めていただくことで「より良いものを作るんだ!」というやる気を感じられるので、プラスの感情が大きくなります。私は料理教室に定期的に通っていますが、こちらも、具体的に先生のやり方を見ながら教えていただいているので、「自分でできた!」という満足感が非常に大きく、作ること自体が達成感があり爽やかな気分です。

 

 

さて冒頭でも書いたように今日は勤労感謝の日ですが、この日には「勤労をたっとび、生産を喜び、国民の仕事ぶりを感謝し合う」というような意味が込められているそうです。天皇陛下が先日行った大嘗祭に由来しているそうですよ。

 

仕事といえば、私は今、在宅勤務で週1回の依頼にお応えする形で業務をしていますが、理想はやはり「通勤→勤務→退勤」という流れをこなすこと。

もちろんこのまま在宅業務がより一層上手くいけば良いのですが、フリーターである上に、自分の能力がどれほどか図ることができないので容易に売り込むこともできません。そのため、平凡で発達障害の気がある私が社会復帰として目指す最初のゴールは、やはり上のような勤務形態。医師にも「配慮は必要ですが仕事はできると思います。」とおっしゃっていただいていますが、そもそもうつ病を併発しているため朝方の体調があまり良くなく、さらに夜中の不眠と日中の眠気など基本的な日常生活から離れたところにいるため、まずは規則正しい生活を送ることができないと話になりません。

 

という事情から、20代半ばで親のお世話になっていることがお恥ずかしい限りで、身体と心が自由に操縦できるロボットのようになれば…と思うことは日常茶飯事。おそらく、他人様、ご近所様たちが「あの子いい歳して恥ずかしいわね。」と思うよりも、私自身が一番悔しく恥ずかしいと思っている自信があります。(笑)

 

うつ病になり、上手く日常を送ることすら難しいと思うようになった今では、労働しお金を得ることの有難みを痛感しています。さらに、ご飯を美味しくいただけることがどれほど幸せか、ちょっとオシャレをして友人と出かけることがどんなに一大イベントなのか、日常の些細なことにどれほどの人が関わってくださっているのか…言い出したらキリがないですが、とにかく私の毎日の中には奇跡がたくさん起きています。

また、私は自立支援医療を利用しているため、精神科通院の医療費が1割負担となっています。私の医療費9割を納税という形でカバーしてくださっている日本(だけではない?)の皆様にも本当に感謝しています。(他の持病があり通っている内科や耳鼻科はもちろん3割負担です。(笑))

 

病気や障害が判明して良かったとは決して言えません。ですが、病気にならなければ気付くことができなかった貴重なことはたくさんあります。病気を通して感じた感謝の気持ちや、日常の中の奇跡をこれからも大切にしていきたいですね。